偶然の音楽

[会場]世田谷パブリックシアター
[作]ポール・オースター [翻訳]柴田元幸 [構成・演出]白井晃
[出演]仲村トオル 小栗旬 三上市朗 大森博史 小宮孝泰 山田麻衣子 櫻井章喜 月影瞳

静かな舞台でした。話のきっかけとか、求めているものが9月に見たエドモントと同じなんですが、
こっちの作品の方が人物達の心情的などが理解しやすく、またすっきりとしていて良かった。
ま、別物と言ったら全然別物なんですが。
何も信じられないような中で人の優しさがあったりするからか、
話的には救いがなかったんですがそれでも幸福な話だったように思える。
偶然の音楽というのはすれ違う人々との中での出会いの話なんだろうな、多分。
メインの仲村さんも小栗くんも同じくらい背が高いので、見目がすごい良かったなぁ。
小栗くんは類よりもこういう役の方が好きかも。
舞台の途中で生着替えとかもあったんですが、私はそれよりも寝起きの半ケツシーンに釘付けでした(笑)
あと山田麻衣子ちゃんがほんとちっちゃくて細くて可愛かったです。
個人的にこの人はどうも透明人間の時のイメージが根強いのですが、
娼婦の役をやっていても、どうも下卑た感じがなくて、
可憐で明るいんだけどバカじゃない感じが出てて良かったですね。