2019 舞台鑑賞記録

今年は合計42本。

2019年は斗真くん舞台イヤーということでかなりの本数になりました。

 

2019の舞台で印象に残ってる作品を賞形式で

総合芸術!素晴らしかったで賞 :キネマと恋人

衝撃的なシーンの連続だったで賞 :オレステイア

夫婦や民族など考えさせられたで賞: 月の獣

パワーに満ち溢れていたで賞 :Q

歌の力を感じたで賞: 偽義経冥界歌、 風の又三郎

ゲスだったで賞: プラトーノフ

 

 

神の子

 

月の獣

 

風博士

 

Q@東京芸術劇場 プレイハウス

 

カリギュラ新国立劇場 中劇場

忘れてもらえないの歌@赤坂ACTシアター

 

里見八犬伝@中野ZERO大ホール

アジアの女@シアターコクーン

ブラッケン・ムーア@シアタークリエ

 

お気に召すまま@東京芸術劇場 プレイハウス

けむりの軍団@赤坂ACTシアター

 

恋のヴェネチア狂騒曲@新国立劇場 中劇場

PIPPIN@シアターオーブ

カール大帝の息子とサーカスで人生を描く。

マジック、曲芸、イリュージョン多数の本当にサーカスのような舞台。

前田美波里の年齢を感じさせないアクションと身体がすごかった・・

黒白珠@シアターコクーン

【脚本】 青木 豪

【演出】 河原 雅彦

【出演】 松下優也 平間壮一 清水くるみ 平田敦子 植本純米 青谷優衣 村井國夫 高橋惠子 風間杜夫

 

ゴシックなチラシとタイトルと内容が全然印象が違う・・

長崎の真珠養殖会社を経営する家族に巻き起こるサスペンス。

内容はドロドロだが、作風的には明るくてポップ。

シーンごとのセットが4パートくらいに区切られている。

シアターコクーンの規模の割にはコンパクトサイズなお芝居。

本多劇場あたりにあいそうな規模感だった。

もう少し双子の兄弟の白と黒感がはっきりしていれば面白かったかもしれない・・・

キネマと恋人@世田谷パブリックシアター

北齋漫畫東京グローブ座

【作】 矢代静一 【演出】 宮田慶子

【出演】 横山裕 佐藤江梨子 木村了 堺小春 枝元萌 吉田健悟  渡辺いっけい

 

なぜか一人対一人の会話が続き、もう一人はそばにいても会話に入ってこない。

会話劇の広がりがなく、単調に感じてしまい飽きてしまう。

北斎の悲哀、おかしみを感じられればもっと面白い舞台になりそうなのだが。

オレステイア@新国立劇場 中劇場


赤と黒のサムライ魂@東京国際フォーラム ホールC

脚本・演出 モトイキ シゲキ

【出演】里見浩太朗・ 越岡裕貴(ふぉ~ゆ~) 福士申樹(MADE/ジャニーズJr.) 合田雅吏 堤下 敦(インパルス) 市川知宏山崎裕太 姜 暢雄 京本政樹

 

元々七人の侍の演目だったが諸般の理由で急遽オリジナルに。

直前まで書き直していたようだが・・まぁ普通の本格時代劇になっていたように思う。

お代官様が悪者で、住民たちが対抗するみたいな。

さすがに殺陣のキレは若者の方が良いが、82歳と考えると・・・元気である。

おそらく7人分集めたキャストをうまく配置し直すのに苦慮したのか、無駄に登場人物がおり、持て余してる感は否めなかった。


WILD@東京グローブ座

【作】マイク・バートレット【演出】小川絵梨子【出演】中島裕翔 太田緑ロランス 斉藤直樹

 

ホテルの一室で”誰か”の助けを待ち続ける。

そこに現れる”誰か”の使者。しかし女と男は我こそがその”誰か”の使者なのだと主張する。何を信じればいいのか・・・匿名で何者でもない実のない会話が続いた後に明かされる真実を知った時、ラストにセットが斜めに動くという大仕掛け。

今まで自分が信じていた世界がガラガラと崩れ落ち、”誰か”はいないことを知る。

脚本は面白いものの、会話劇はやや単調で眠かった。しかしラストの転調は気持ち良い。主人公がスノーデン事件をやったとは思えない愚鈍さで、男女の使者(特に男性)があまり効果的でないような気がした。


ハムレットシアターコクーン

【作】ウィリアム・シェイクスピア【翻訳】河合祥一郎【演出】サイモン・ゴドウィン 【出演】 岡田将生黒木華、青柳翔、村上虹郎、竪山隼太、玉置孝匡、冨岡弘、町田マリー、薄平広樹、内田靖子、永島敬三、穴田有里、遠山悠介、渡辺隼斗、秋本奈緒美、 福井貴一、山崎一松雪泰子

 

王道中の王道のハムレットを、いかに演出するか。

シンプルだが、回転すると様々な部屋が登場する城型セットで、服装もスーツとコートなど今風。

ハムレットが気が狂っている風に見せるのに、わかりやすく格好がパンクになり、顔もメイクしてしまうのは、若干やりすぎではないだろうか。分かり易すぎる。両手をリストカットして、包帯を見せつける。美しいハムレットだが、どちらかというと明るさが出て来てしまう。最後の決闘はフェンシングで。それはちょっと意外性。


良い子はみんなご褒美がもらえる@赤坂ACTシアター

 


キンキーブーツ@シアターオーブ


クラッシャー女中@本多劇場


空ばかり見ていた@シアターコクーン


義経冥界歌@フェスティバルホール金沢歌劇座まつもと市民芸術館


熱帯樹@シアタートラム


マニアック@新国立劇場 中劇場


風の又三郎シアターコクーン


ヘンリー五世@さいたま彩の国芸術劇場


プラトーノフ@東京芸術劇場 プレイハウス


罪と罰シアターコクーン