僕の初恋をキミに捧ぐ

BALLAD観たかったのだけど、時期がもはや過ぎてしまったようであまりやってなかったので、こちらを観てきました。
いやぁ〜…予想通りスイーツスイーツな映画でござんした。
きゅん…というよりは、かーっきっつー!!と何度思わされた事か…(笑)
真央ちゃんとまーくんのいちゃいちゃはとてもかわいかったです。さすがに中学生にはとても見えなかったけどね!
なんかこの手の映画を見ると余計な所に突っ込み入れたくなるのって、性分だよなぁ。。。まぁ気になるところは少女漫画なんで、ですませる広い心で見てみましょう。

以下、ネタバレ含みます。


ベタな泣ける・病・死・愛というお決まりな映画な感じではありつつ、この映画はある重要な問題をはらんでいて。たぶん一番の盛り上がりであり一番の泣き所(だと自分は思っている)所が、逞(まーくん)が生死をさまよって、繭(真央ちゃん)がドナーの家族に臓器提供してくれと土下座して懇願するというシーンだと思うんですが、このシーン、どう考えても現実的にはありえないっつーか、かなりの問題っていうか…。ここをまぁ映画だからっつってスルーできるか出来ないかっていうのが案外自分は気になってしまった。別に臓器提供が主軸になる映画ではないのはわかってるんだけど、引っかかり過ぎた。まぁ、ドナーの家族はすごい現実的な対応なわけです。すごいシビア。ドナー関係者と患者関係者の難しい心理合戦になる。余談ですがその時の山本學さんがねぇ、超ちょい役なんですが泣かせます。(私は白い影以来學さんにはとことん弱い)
んで、細田よしひこくんの役(予告にも使われている「姫はなんにもわかってない!」ってシーン、木村了君に似てるよね…。)がねぇ、パンフで監督も原作者も危惧してたけど、やっぱりちょっと一人で漫画キャラすぎてちょっと浮いてると思います。なんかこう、演技もまーくん、まおちゃんとちぐはぐな感じもするし…。あんな男アイドルにならんだろ。まぁなんかそんな役だから、突然の展開がある意味ショッキングではあるけど。普通に二枚目な役でよかったんじゃないですかね。
子ども時代の2人も超可愛いです。いきなりパンツ脱がせようとするのはどうかと思うけど。あれといい、ブラが見たい下りは、原作の影響(読んだことないけど)なんだろうか(笑)
最後の一日は、四葉のクローバーの神様っていうのを強調したかったんだろうけど、あそこだけかなりファンタジーすぎて、私は面喰いました。あれはデート一日過ごした後に繭の前で倒れる→搬送→死んでしまう(これもかなり唐突だけどw)という流れの方がまだ受け止められるかな…。少女漫画もどこまで少女漫画として受け止めるかが難しい。
あとなんか色々つっこみたくなるシーンはあったけど、保健室のキスシーンだけでも見る価値あると思います。凄く綺麗でした。
いや〜こういう映画って、まだまだ需要あるんだねぇ。