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 Vamp Bamboo Burn〜ヴァン・バン・バーン〜

斗真 演劇

行ってきましたVBB!

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ネタバレばんばんする感想なので、まだ観てない人はご注意を!

2016年劇団☆新感線夏秋興行
SHINKANSEN☆RX
『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン・バン・バーン〜』

[作]
宮藤官九郎

[演出]
いのうえひでのり

[出演]
生田斗真
小池栄子 中村倫也 神山智洋(ジャニーズWEST)
橋本じゅん 高田聖子 粟根まこと
篠井英介
ほか

10年ぶりの新感線の主演。
グリース以来8年ぶりの歌あり、踊りありの舞台です。
しかも脚本はクドカン
とにかく期待値MAXで待っていました。

新感線はコンスタントに観劇していて、本流はいままで吉原御免状から11作品ほど見てます。いのうえさんの派生作品も含めるともっとかな。
吉原御免状からだったら、CRBの方が後じゃん!しかし、その時私はまだ興味がなかったのでスルーしてしまったんです。ああ、あの頃に戻って自分に喝を入れたい!!なので本当に待ちに待った念願の舞台でした。

まず、斗真の役どころですが、
平安時代に全てに恵まれてるけど、なんかトゥーマッチな男、藤志櫻です。かぐや姫に恋して求愛を続けますが、かぐや姫は藤志櫻の家来の蛍太郎を選び恋敗れた後に、ヴァンパイアとして生きていくことに。そのまま生きながらえて2016年の現代ではかぐや姫の生まれ変わりを探しながらヴィジュアル系のボーカリストTOSHIROとして活躍しているという役柄。役柄説明するだけでむちゃくちゃ長いぞ!!

いや〜もうね!
とにかく最初の平安時代からアイドルばりの歌とダンス披露して度肝抜かれましたよ!
冒頭からあまりのソロでの歌の多さに、
「え、こんなに斗真ファンにサービスして舞台としての総合性大丈夫?」っていらん心配してしまうくらいですからね!!(ファンはいつだって心配性)いやもう大歓喜。大感激。新感線様には足を向けて寝れません、本当に。

平安時代の藤志櫻の底抜けのアホっぽさは、クドカンらしい斗真へのトゥーマッチ強要笑。
アホすぎて可愛いってやつ。この時は黒髪短髪ヘア。

そこからなんやかんやでヴァンパイアになってしまい、現代のTOSHIROになります。銀髪長髪のヴィジュアル系ボーカリストへ。服装はいかにもヴィジュアル系な黒っぽい服装。化粧が濃いけど、ほんとにかっこいいです。ステージ衣装もむちゃくちゃ派手なのに着こなしてる不思議。個人的に黒サルエル?スタイルのちょっとだけ出てる生足ばっか見てたよ。

基本的にはボケなんだけどツッコミ。アクの強い周りのキャラに振り回されるイケメンっていう、お得意な感じですね。
クドカンさんはやっぱりこういう斗真が好きなんだな〜。

バンドボーカルらしく持ち歌を何曲も歌います。生演奏だからすごく良いんですよね。斗真の歌もとにかく安定してて、あまり心配する事ないです。グリースの時は高音やハーモニーが大切だったりしたけど、今回は無理な音域はないし、とにかく合ってるように思います。

最後には殺陣も見る事が出来ます。
殺陣もなんだかんだ舞台でやるの久々ですよね…。すごく良かった。もっと長く立ち回りを見たい。
やっぱりいのうえさんが言うように、一回本流の公演で殺陣をしないとですね。いのうえ歌舞伎とか。



作品は本当にもうやりたい放題で笑。
全てがトゥーマッチで面白すぎます笑。
劇中にフェスが出てきますが、ほんとそのままの感じでこの劇ではヴィジュアル風、ももクロ風、BIGIN風、サンボマスター風、演歌風、と最高潮にジャンルごった煮。こんなカオスなフェス、なかなかない笑。

歌がどれも面白くて、頭に残るんですよね〜。本当に音源発売してほしい!!でもVBBのバンドの曲は面白いのにカッコいいんですよね。ほんと。実際いたら追っかけしちゃう笑

そしてくだらないネタが多すぎてただ、笑えます。
小ネタがとにかく面白いです。WSパロディ、CMパロディ、ananパロディなどなど…
フェスを疑似体験出来るのも楽しいー!周りのフェスに参加してる人ダンサーの格好があるあるすぎてツボです。笑
特に私のお気に入りキャラは橋本じゅんさん演じるテルさん。沖縄弁がうますぎ!w
あと徳永さん。歌とモノマネが上手すぎる!



主軸のストーリーについては、個人的にちょっと思うこともあるので正直に書きます。あくまで個人的なので…!
登場人物が多すぎて途中ダレるのが非常に気になる〜〜。めっちゃ勿体ない!!そのせいで肝心の主要人物が少し薄くなってしまってるかな〜と…。やりたいことてんこもりなのはすごいわかるんですけどね。
一番見てアレっと思ったのは恋敵であるはずの蛍太郎がさっぱりメインストーリーに絡まないので、ライバル役になれないんですよね。あくまでコメディリリーフの可愛いマスコット的キャラの位置付けだったので、肩透かし気味。

ライバルと言う意味で劇中で重要だったのは中村倫也さん演じる竹井京次郎。しかしちょっと特殊な役なので立ち位置が難しい。ライバルと言うか、ヒロインでもあるし。かぐや姫だったというのは色々な面で面白かったです。(主に女装。綺麗すぎて最初気付かなかったよ!)しかし、小池栄子さん中村倫也さんと三つ巴で、三角関係みたいになったりすると、それぞれのパワーバランスが対等になってより面白かったかなーとも思ってしまったり…。やっぱり小池栄子さんと中村倫也さんが素晴らしかったからね〜。3人が演技でバチバチやり合うのがもっと見てみたかったかな〜。もう少し終盤は切り替えてよりダークなトーンで描いてもこの3人さんなら魅力的になっただろうなって思ったり。個人的な好みね!

途中で挟まれる平安時代かぐや姫の最期のシーンでの悲恋感は新感線らしい感じで良かった!笑える舞台の中でも随一のせつないシーン。
しかし終盤の殺り合うシーンでは、確かに一回目に殺したのは藤志櫻だけど、二回目に殺したのは自分(エイリアン)じゃない?みたいな。もはや恨みがどの方向なのかと。藤志櫻もかぐや姫をどうしたかったのか?少しぱっと見では解りづらい最後の対峙シーンだったかな。ただ、愛と憎しみは紙一重であるという2人の姿、特にラストシーンはかっこいい物に仕上がってたなぁ。刀を構える姿が両者カッコよすぎた。

あと、篠井さんとか高田聖子さんの使い方もちょっと勿体ない感じ。やっぱキャラクターが多すぎるからかなぁ。

まぁ、ちょっとそういった思いはありつつも、
勢いでぶっとばしてくれる爆笑必至の劇なので、とにかく楽しくて、興奮がなかなか収まらない中毒性のある舞台である事は間違いないです!とにかく斗真を美しく、かっこよくして下さってます。斗真の色々な魅力がこれでもかと詰まってますから、必見です。私は早く次を見たくてたまりません。早くトーシロー様に会いたい!!
10年ぶりに呼んで下さって、新感線には改めて感謝しかないです。斗真も本当に楽しそうで見てて幸せになります。また一つターニングポイントできましたね〜〜