ナイチンゲールの沈黙

本備忘録もぼちぼちつけ始めてみます。
第一弾はバチスタの続編です。母がドラマ見たら読みたくなってバチスタ買ってきた!!と喜んで家に帰ってきて、「いや、バチスタは家に既にあるし!!」と盛大につっこみまくったら、買ってきてたのはバチスタではなくナイチンゲールだったという(笑)我が母のぐっじょぶなミスにより、続編を読みました。読んでみたら、ある種ファンタジーでえらい驚いた。ファンタジーと言うか、超常現象か。この方の本は、やはりミステリーを楽しんでいただく事よりもミステリー風にして現代の医療の問題を露呈していくことがお題目なこともあり、ミステリーとして楽しむにはかなり薄いところが多いのですが、読みやすい・読ませる力はさすが。ただ、若干詰め込み過ぎて印象散漫。小夜パートの歌・ラブストーリー・SF・小児医療。田口パートの紙芝居・白鳥・バッカス(笑)などなど。超常現象部分は特に要らなかったようにも思ったな。あと内山先生あたりの話も、軸がぶれるように感じたなー。もし、バチスタの続編としてドラマでやる事があったら、色々大幅に変更しないと無理そう。
それにしてもトオルさんの白鳥は良いよな〜。原作ではゴキブリなのに…(笑)