はしご

20世紀少年DMCを梯子してきた。どっちも人から借りて読んだ漫画だ。20世紀少年は確か17巻ぐらいまで読んだような気がするのだけど、どこまで読んだか忘れたため完結まで読んでなかったし、しかも読んだのもかなり前だったけど、意外と映画観たら覚えてましたね。よくまとめたなーという印象。導入部は丁寧で、後は駆け足。それでも2時間半でなかなかのボリューム。ほんと荒唐無稽な話だけど、どことなく怖さを感じてしまうんだよなぁ。しかし最近の原作ものはえらい忠実というかどこまで再現出来るかというのを頑張ってるなー。個人的に神様とヤン坊マー坊のそっくりさに感動。ケンジはちょっと老け過ぎかなぁと思わずにはいられない。とりあえずオッチョなトヨエツがかっこいいです。
DMCはとにかく松山ケンイチが天才だと思いました。いや、彼は本当にすごい、というか偉い。映画としては話の盛り上がりとしてちょっとイマイチかなという感じでしたが、まぁDMCを出来るだけ大衆向けにしようと頑張った結果でこうなったんだなぁというのはよくわかった。DMCでよくあんな話の持っていき方にしたなぁという、脚本家の苦労がかいま見えた…。少々のはずしはあるものの、かなり笑えたのはよかったかな。個人的には金玉ガールズの話がツボだったのでかなりはしょられてて残念だったかなー。シドヴィシャスになるとこ超面白いのに。あとこの映画を見るとDMCの曲よりカジヒデキの曲の方が頭に残る。どうにかしてくれ。
予告で貝になりたいが流れてた。景色が綺麗すぎる…