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 ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?

【作】エドワード・オルビー 【演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ 【翻訳】徐 賀世子
【出演】 大竹しのぶ(マーサ) 稲垣吾郎(ニック) ともさかりえ(ハネー) 段田安則ジョージ)

5日から始まった舞台ですが、早速見てまいりました。




こういう舞台を見ていつも思うのが、脚本の細部の背景がよくわからないということ。
そもそもヴァージニア・ウルフの歌が意図するところがわからないし、
あの時代の世情とかがなにしろわからない・・・。色々キャラ達が言ってくれはするんですけどね。
まぁそこらへんはしょうがないにしても、この罵倒と憎悪と陰険な舞台を4人はパワーたっぷり演じてくれるので、
もう見てるほうも最後のほうにはぐったり。
ジョージの嫌な中年な感じは本当に段田さんお見事。
大竹さんもさすがだし、ともさかさんのネジが外れた感じも良かったです。
ただ3幕っていうのはなんか集中が途切れたかも。休憩ないと疲れちゃうんだけども・・・。
とにかくただ、変な世界にずっと迷い込んでましたね。
というのも、あの360度見える舞台が良かったんだなーと。私円形舞台好きですね〜。
しかし、特S席は舞台と同じ床なのですごいな〜と思ってしまいました。
場所によっては見づらいでしょうね。私は普段舞台の所の席だったのですが、ちょっと所々見づらかったですし。
吾郎ちゃんに関しては、ブス恋から休まずにこちらに移行ということで、
なんというかもう、本当にお疲れ様。という感じです。
しゅっとしたニックが本当にカッコいいです。もう、ほんっとスマート。
でも、汚い言葉を吐くときとか、悪いずる賢いところが垣間見える台詞が
イマイチ不自然で。んーそんな所はなんかやはり吾郎ちゃんって感じでしょうか。
ちょっと這い上がっていくぜ!みたいな野心は感じられなかったかな。
ただいい人なんだな〜っていうのが滲み出てて振り回される受身の芝居は
すっごく良かったです。私吾郎ちゃんが激昂してる芝居が好きみたいで、
今回は取っ組み合いのケンカを止めるシーンがあるのですが、凄く自然で好きでした。
あと今回は大竹さんとの絡みのシーンがあるのですが、良く見えなかったのですがそーーとーー絡んでましたよ。
これから見に行かれる方はお楽しみに!吾郎ちゃんが年上女性と絡むのを見るのは久しぶりですね!(笑)
ハネーとのやり取りはひたすら可愛かったです。ふふふ。

しかし数日前にメタルマクベスみたいな派手な舞台を見たばかりなのでですが、そういう舞台も好きだし
今回みたいな台詞だけの応酬の劇もシンプルで好きだな〜と思います。
メタルマクベスはかなり長かったですけど面白かったです。クドカン作品は何気に初だったのですが。
しかし青山劇場一番前ってのはなかなかない経験でしたわ・・・。